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Android、行動経済学、ガジェットなどが好きです。日々感じたことなんかを書きます。

知る人ぞ知る京都のふた口チーズケーキ「西賀茂チーズ」を買ってきた

はじめに

先日用事があって京都に行ってきました。京都のお土産と言えば八つ橋などが有名ですが、少し変わった物を買いたいと思って「西賀茂チーズ」というチースケーキを買うことにしました。

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どんなチーズケーキ?

ふた口サイズのチーズケーキで中身はとても柔らかくしゅわっとした食感です。いわゆる「上品な甘さ」(?)という感じでしょうか。

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一度食べるとハマります。

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どこに売っているの?

「西賀茂チーズ」という名前の通り京都の西賀茂という場所にあるパティスリーカランというお店で買うことが出来ます。本当はお取り寄せも出来るようなのでわざわざ買いにいく必要は無いんですけどね。一応お土産なので買いにいきました。

京都駅からの行き方

タクシーなどを使わない場合行き方は二通りあって、ひとつは地下鉄とバスを乗り継ぐ行き方、もうひとつはバス一本での行き方です。時間的には地下鉄を利用した方が速いですが京都の市営バスは2014年5月現在一律で230円(一部地域を除く)で乗ることが出来るので値段を安く押さえたり乗り継ぎが面倒だったりという場合はバスでもいいと思います。

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地下鉄とバスを乗り継ぐ方法

京都駅から地下鉄烏丸(からすま)線の国際会館方面行きにのって北大路まで行きます。地下鉄から北大路バスターミナルに直結しているので市バス青乗り場から37系統か1系統の西賀茂車庫行きバスに乗ります。似ている名前で北1系統というのも出ていますがそれに乗ってはだめです。終点ひとつ手前の神光院前というバス停で降ります。そこから乗ってきたバスと同じ進行方向に少し進むとお店が見えてきます。

バス一本で行く方法

京都駅のバスターミナルのB1乗り場から9系統の西賀茂車庫行きバスに乗ります。あとは上の行き方と同じで終点ひとつ手前の神光院前というバス停で降り、乗ってきたバスと同じ進行方向に少し進むとお店が見えてきます。

余談

京都の市バスは後ろ乗り前おりの降車時支払いで、小銭が必要なので降りる前にバス内の両替機で両替しましょう。料金は一部を除き一律230円です。京都市内は電車での移動がほとんど出来ないので観光などのメインの移動手段はバスとタクシーになると思いますが、市バスを利用する場合各案内所やバスの運転手さんから500円で一日乗車カードを購入できるので一日3回以上乗るのであればそれを購入するとお得です。そのほか各種回数券もあります。また市バスの他に京都バスというバスも走っていてこちらは距離によって料金が変わります。

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あと印象的だったのは東京と違って電車に乗るときなど磁気の切符や定期を使っている人が多かったですね、icocaとかICカードはありますが東京ほど使っている人がいなかった印象です。

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付近の観光地

西賀茂という場所は京都市内でも少しはずれの方にあり、初めて行くのであれば遠いしよくわからない場所だと思います。それなのでせっかく行くのであれば近くの観光地にも行ってみたいですね。

上賀茂神社

パティスリーカランに行く途中のバスで神光院前の少し手前に上賀茂御薗橋というバス停があります。そこで降りると上賀茂神社に行くことが出来ます。上賀茂神社は京都でも最も古い神社のひとつであり世界遺産にも登録されていたと思います。

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敷地内は自然が多くて非常にのんびりとした雰囲気です。変わった見所があるというわけではないのですが清水寺など有名どころの観光地ほど人が多いわけではないのでそういう観光もいいと思います。

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地元の人や観光客が散歩していたりと、公園気分を味わうことも出来ます。

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鴨川

鴨川のロケーションも最高です。

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御薗橋801商店街

ここは観光地ではないですが、上賀茂御薗橋からのびる商店街は全長距離が800メートルあり未来への発展を願って1を加えた801が商店街の名前になったそうです。この商店街のイメージキャラクター「やおいちゃん」という緑色のキャラクターが「となりの801ちゃん」に登場して有名になりました。元々は商店街のキャラクターだったんですね。

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おわりに

このチーズケーキ賞味期限がとても短くてお土産にするのにはちょっと大変なのですが、かなりおいしいので一度食べてみてください。

iPadで記事を書いてみる

はじめに

今現在、僕は京都のホテルにいます。荷物が重くなってしまうのがいやだったのでMacbookを持って行くか迷ったのですが、そういえばつい最近iPad Airを買ったのを思い出してiPad Airだけ持って行くことにしました。でもブログを書くのであればiPadのキーボードだと大変なのでいつも使っているThinkPad Bluetoothトラックポイントキーボードも持って行っています。

タブレットはPCの代わりになるか

今回の使用シーンとしてはブログのようなちょっとした文章を書くくらいなので、十分にその力を発揮してくれています。文章入力はこの果てなブログの入力はフォームから直接なのでPCとしよう感度の際は感じません。Emacsのキーバインディングも使えます。今後ももしこういうシーンがあったらタブレットとキーボードという持ち物にするという選択肢はありそうです。

入力装置を使うならiPadよりもAndroidwindowsがいい?

キーボードはBluetoothのものを使っていますがiPadの場合ポインティングデバイスが使えないのでキーボードからの入力以外はいちいち画面に触れる必要があります。Androidはマウスなどのポインティングデバイスを繋げばマウスカーソルが画面上に表示されますがiOSの場合はどうやら使えないようです(たぶん) Windowsタブレットは使ったことがないですが使えたような気がします。

スタンドがないときつい

今はiPadを机に平らに置いて画面を斜めからみている感じなので結構目も疲れてきますし、自由な体制が取れないので結構つらいです。旅先で文章を書くという使い方にはコンパクトなタブレットスタンドは必要ですね

オタクがテレビの無い生活を始めてみました

はじめに

ここ3日間くらいテレビの無い生活を始めてみました。別に「テレビは無駄」とか意識高い系の人みたいな事を言うつもりはありません。振り返ってみるとテレビから得てきた情報はたくさんあるしテレビが人格形成に与えてきた影響も少なからずあると思います。でも最近テレビは朝の情報番組と深夜アニメとさまぁ〜ずさまぁ〜ずくらいしか見ないのでそれらを補えれば片付けてしまった方が部屋もすっきりするんじゃないかという理由です。

今まで見ていた番組の補い

朝の情報番組と言っても最近はバラエティ的なコーナーだったり作為的なトレンド情報コーナーだったりニュースなども少ない気がするのでニュースは朝の電車の中でRSSを読めばいいと思いました。天気予報や交通情報もググればすぐに出てくるので。アニメは今模索中ですがバンダイチャンネルとかニコニコ動画のだとか公式でアニメを見る事も出来るのでPCやタブレットでそれを見ればいいかなーとも思います。さまぁ〜ずさまぁ〜ずはとりあえずあきらめてどうしても見たかったらDVDを見ます。

始めて見ると意外と不自由は無いですね。幸いな事にニュースやトレンドはRSSに加えてSNSで共有されたものでわりと情報が入ってくるし、身の回りにアニメ好きがいるのでおすすめのアニメなどの情報も入ってきます。少し問題なのがアニメは今まで「今期はこれとこれと…」という風にチェックして見ていた訳ではなくてたまたまつけっぱなしだったテレビで流れていたアニメを「これおもしろいじゃん」ってハマっていく事が多かったのでそれが出来ないのがつらそうです。

家でのテレビ視聴の代替

そしてテレビを見ないようにしてから家の中で音が無いのも寂しいのでiPadradiko.jpを通してラジオをきいています。一応インターネットラジオやDVD・Air Playなどが使えるコンポもあるのですがiPadのスピーカーでそのままのほうが起動も速いしそこそこ音もいいのでほとんどiPadを使っています。

3日間くらいやってみた感想

意外と困らないです。テレビを見なくなった事で使える時間が増えたかと言えば、PCの前にいる時間はあるので正直なところ微妙です。でも外で作業や読書などをしているときに「どうせ家に帰ってもテレビも無いしもう少しやっていこう」などと思うのでそれはいいのかもしれません。

おわりに

とりあえずまだ短い期間しかこの生活をしていないのでもう少し続けたらまたブログ書きたいと思います。ものすごくしんどくなってまたテレビのある生活に戻っているかもしれませんが

休日の憂鬱

注意

  • 日記です
  • しかもネガティブです

休日の憂鬱

休日。こういう日はいろいろ考えすぎてしまいます。その内容といえば恥ずかしながら自分の今の事・将来の事といったあまりにありふれた悩みだったりするのです。こういった類いのことは他人の事となれば世にあふれる成功法則のような定型文で答えを出す事は容易に出来ますが、いざ自分の事となるとまるで自分が砂漠に放り出されたかのように方向を見失ってしまいます。いっその事そこいらの宗教でも妄信してしまった方が自分に対するあらゆる事はその教えの結果であったと押し付けたりも出来ますが、残念ながら先人の書いた教典に対してその思惑を探ってしまう程度に僕は寒い性格を持ってしまったのでそれも叶いません。


休日にこのような事を感じるのは、明らかに自分の将来の能力・環境などを能動的に求めなければならない状況で現在のそれとのギャップに失望してしまうからです。平日であれば仕事など大抵やるべき事は決まっていてそこに多くの労力を割いていれば不安要素を考える暇もなく自分がほんの少しでも進んでいるという言い訳が出来ますが、休日となると将来だとかいう現実と直接対峙しなければならず、しかもそれに対してやるべき事と現状とのギャップが大きい事を認識させられるのです。


僕の知る限りで所謂「成功」をしている人や幸福感を持ちつつ社会的に認められている人は「将来像」などといった偶像に支配される事は無くただ単純に自分の好きな事をやり続けて、時に嫌いになりそうになりつつもそれを極めんとしている人のように思います。実際のところ僕にもそのような感覚があった気がしますが、最近感じるのはとちらかと言えば「成功」の呪縛の方であり「将来像」やシャドウ*1に押しつぶされそうになったりします。


非生産的な事であるとは理解しつつも自分の過去の選択を後悔するということを稀にではありますがしてしまいます。「人生に無駄な事など無い」という誰もが一度は口にするお決まりの文言については僕自身もそう考える事に賛成の立場ではありますが、マルチプロセッシングのごとく理性とは別のところで動く感情もありますのでこの悩みはお察しの通りです。ときに自分のアイデンティティを形成していたものにさえ疑問を持ってしまうくらいに不器用な生き方をしています。不器用といえば不思議と格好良くも聞こえますが、そういう場合はすでに成功者の厚みを持っているのだと思います。


さて、ここまでネガティブな文章を読んだ酔狂な人がいるかはわかりませんが、ネガティブであるだけではいけないので何かしらの事はしなければなりません。この文章を書いている事自体が一つにはそういう理由もあったりしますが、この状況を打開するにはとにかく行動をする事でしかありません。まあしかしそういった理由で行動行動と言ってしまうとなおさら呪縛は強くなるので、もっと好きな事をやりたいなとは思うのです。


そんな訳で面白い企画などがあったらきっと参加するのでよろしくお願いします。

http://bananabongo.com

タブレット不要派がiPad Airを買った話

はじめに

元々僕はiPadなどのタブレット端末不要派だったのですがちょっとしたきっかけでiPad Airを買うことになったのでそのことを。

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なんで買ったの

買った理由は二つあって、一つは今iOS用のアプリを作っていて普段はシミュレーターで作っているのですが実機で確認する際に自分の持っているiPod touchだと古すぎて時々強制終了してしまうのでiOS端末が必要に迫られたからです。でもスマートフォンAndroidでいいのでどうせ買うならiPadにしました。もうひとつは最近テレビを処分してしまおうと思っているので家にいる時寂しいので動画とかこれでみようと思ったからです。

iPadは不要か

仕事で使うとかでない限り今でもタブレット端末は自分も含め多くの人にとっては不要だと思っています。PCの使える環境ではPCの方が多くの事がやりやすいし電車の中でニュースを見るにしてもタブレットで新聞の縮小版を見るよりもスマートフォンRSSを購読した方が便利です。タブレットが最適と言えるのは電子書籍くらいですかね。

iPadとか新商品が発売されると大体東京の電車の中では自慢げにそれを使うサラリーマンとかをみる事が出来ますが時間経過とともに少なくなっていく気がしますねえ。

ガジェット好きの最大の呪縛、用途よりも先に物欲と所有が来る事。まあそういうとことからキャズムを超えて新たなスタンダードが出てくるのですが、どうやらタブレットはその段階には行っていないようです。レジアプリを使うために必要だとかいう限られた場面では必要ですが、今はまだガジェット好きの人の所有物という方が多いと思います。

それでも「所有する事」から用途を考える

とは言えせっかく買ったのでアプリ開発以外の用途を考えてみます。

電子書籍

やっぱりこれですよね、家の中の本の量を考えるとそれがすっきりするのはうれしいです。でも実際にそれを電子化したり新たに買い直すのは手間もお金もかかるのでこれから新たに買うものを電子書籍で買う事になりそうですが、電子書籍の現状の問題点としてファイル形式の違いがあります。HD DVDBlu-rayやVHS対ベータのような争いが電子書籍のファイル形式でもあると聞きます。 でも流通量などを考えるとAmazonKindleようの電子書籍を買うのがいいかもしれませんね、Kindle for iPadなんていうアプリもあるのでKindleを持っていなくても読む事は出来ます。

動画視聴

僕の場合はテレビを処分したので動画さいととかみるかもしれませんが、これは正直PCでいいじゃんとは思います。でもPCの置いてあるスペースは作業するためのスペースでそれ以外のスペースはリラックス用という風に使い分ければありかも知れません。

大体Youtubeニコニコ動画ですがテレビを処分してアニメを見れなくなるのは痛いのでバンダイチャンネルは登録しました。

小型ワイヤレステレビ

テレビを処分する意味が無くなってしまうのですが、それでもどうしても見たいときはタブレット用のチューナーでテレビ視聴も出来ます。AVerTVのようなwifiを使った製品を利用すればワイヤレスでフルセグを見る事も出来るので便利です。

常時起動している情報端末

今のところこの使い方がメインです。いつも朝の情報番組でちょっとしたニュースや天気は見ていたのでその代替として使っています。Googleのアプリではトップ画面で自分に最適な天気やニュース・株価などの情報をカード形式で表示してくれているのでそれだけで必要な情報は大体大丈夫です。ニュースとかはRSSTwitterをそのまま見ればいいですしね。

その他

知り合いでIPad手書きのメモを取ってEvernoteの保存するという使い方をしている人や暇つぶしに絵を描いている人はいます。そのほかDJやVJツールとして利用したり作曲や動画編集をしたりという事をやっている人もいるようです。そういうニッチな場面での使い方はアプリ次第ですのでそういう使い方をする人にはいいツールなんでしょうね。

おわりに

ものすごく今更感のあるブログですが、タブレット端末不要論の人間がiPadを買ったという事で書いてみました。今のところ「それPCやスマートフォンでできるよ」という使い方しか出来ていませんが持っているというのがうれしいという感覚はやはりありますねぇ。

組織内の政治で体感した「利用可能性カスケード」

はじめに

最近スマートフォン用のアプリをリリースしたのですが、そこに至るまでに出てきた組織内の政治的な問題の一つが「利用可能性カスケード」かな?と思ったので書きたいと思います。

利用可能性カスケードとは

「報道などによりバイアスが政策に入り込むメカニズム。ある観念の重要性は思い浮かぶたやすさ(および感情の強さ)によって判断される。」

「利用可能性カスケードは自己増殖的な連鎖で、多くの場合、些細な出来事をメディアが報道することから始まり、一般市民のパニックや大規模な政府介入に発展するという過程をたどる。」

「わたしたちはリスクを完全に無視するかむやみに重大視するかの両極端になり、中間がない。」

*1

他のアプリの問題を波及させようとする謎の品質管理グループ

どんな状況が起こったかというと、僕たちはチームでアプリを開発していてチーム内でスケジュールを決めたりします。同時に他のチームが別のアプリを作っていて、それぞれはほとんど独立して動きます。僕たちのアプリがもうすぐリリースできるというところまで来た頃、それよりも前にリリースしていた他のアプリで致命的な不具合が発生しました。そのアプリは僕たちのアプリとは構造も全く違うので、僕たちのアプリでその不具合が起こる事は考えにくいです。

しかしそこで登場してきたのが謎の品質管理グループです。組織としてリリースするものは品質管理で一応審査されるのですが、今回は僕たちのアプリのリリース直前になって他のアプリの不具合を話に出して僕たちがリリース後にまわしていた小さなタスクなどにも口出しをしてきました。

これは他のアプリの不具合が品質管理グループの印象に強く残り実際にはリスクの小さいところにまで過剰に手を染めようとしている状況だと思われます。こういったケースは報道と政治介入などでよく見られる「利用可能性カスケード」であるのではないかと思います。

ファスト&スロー (上): あなたの意思はどのように決まるか?

ファスト&スロー (上): あなたの意思はどのように決まるか?

*1:ダニエル・カーネマン著 村井 章子訳 (2012) ファスト&フロー 早川書房 (pp.209-211)

ニコニコ動画の歌い手のミニライブに行ってきたことと最近の【歌ってみた】に関する所感

先日、ニコニコ動画の歌い手数人のミニライブがあるということなのでいってきました。ニコニコ超会議とか、マイノリティがマジョリティ化する感じは何となくコレジャナイ感があるのですが、こういう自主的なライブというのは何となく現代の文化を象徴する感じで好きです。

音楽CDが売れなくなってきたというのがずいぶん前のことに感じますが、そういう音楽業界としてはメガヒット歌手は生まれにくいものの参入はしやすい時代であるという風潮になっているようです。消費者としても娯楽や音楽の多様化によって各々が日常的に聞く曲も多様化していると思われます。

そんな中で初音ミクをはじめとしたVOCALOID曲やその「歌ってみた」は動画を通した自己表現から、一つの音楽ジャンルとして確立したといってもいいと思います。歌い手と聞く側がユーザー同士であって心情的に近いところにいるのでコアなファンもつきやすいかも知れないですね。

そして特に最近感じるのはプロに近い人も動画投稿をすることが増えてきたのではないかということです。本業の合間に自己表現として動画投稿する人も当然多いですが元々音楽をやっていて注目を集めるきっかけとして動画投稿をしたり音楽業界を目指すために投稿を始めたという人も目にすることが多いです。動画投稿がきっかけでメジャーデビューする人もいて、アピールする場としては確立しているといえます。今回のライブの出演者もオリジナル曲を出している人や多数のライブをやっている人などがいましたし、ほぼ全員が名刺を持っていましたので音楽活動の一環なのだという印象がありました。

ライブの良い点として普段聞いている歌声が生で聞けるとか一緒にもりあがれるということが上げられますが、その他にも音響や照明など出演者意外の裏方でライブを盛り上げる人たちの存在も大きいですね。僕は結構そういう一つのことをみんなで達成している感じが好きです。まあニコニコ動画でもコメント職人がVJ的だったりマッシュアップが生まれたりするので同じことは言えますけどね。

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