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Android、行動経済学、ガジェットなどが好きです。日々感じたことなんかを書きます。

最近のオタク文化について思うことを少しだけ

池袋ハロウィンコスプレフェス2014というイベントがあったので近くに行ってみました。といっても僕の場合普段の大体の行動範囲が池袋なのでいつもの場所を歩いていたらコスプレの人がたくさんいたわけですが…


池袋ハロウィンコスプレフェス2014公式サイト

コミケなどでもコスプレ会場には行かずに変えるタイプの僕ですので、コスプレを取り巻く状況については詳しくは知らないのですが、街がこういう雰囲気になるのは楽しいですね。個人的には今回のようなイベントだけでなく池袋が常時コスプレイヤーのいる場所になると、日本を代表する街としてもさらに注目されるようになって良いと思っていますが。

一昔前はオタクと言えば「電車男」のイメージでしたが、最近では中高生を始めアニメやその周辺の文化を知っていることは普通のことのように感じます。ネットが一般的でなかった時代のオタクは見たいアニメを見るために地方の友人に連絡を取ってVHSに録画してもらうなどの努力が必要だったようですが、今ではネットで公式動画を見ることもできるしTV放送を毎週ハードディスクに録画するということも容易にできます。そんな中でカジュアルなオタクが出てくるのも当然かもしれません。

表現の場所も最近では広がっていて、コスプレイベントのようなリアルイベントの他、ニコニコ動画Youtubeでのゲーム実況なども一般化していますし、Twitterやcosplayers archiveなどに投稿することもよく見ます。オタク的であることがひとつの共通文化のようになっていて、その中で個人が自由に表現する(あるいはそれを視聴する)というのが最近の文化の中で起こっていることだと思います。一昔前のイメージは最近だとあまりありませんね。…といっても秋葉原を歩くとそういうイメージの人も結構いますが。

僕自身はオタ芸などのコアな文化はわからないし、家にテレビも無いのでアニメネタも最近あまりついていけていないのですが、オタクであることを隠そうという考えよりもむしろそういうちゃんとしたオタクになれない方が共通の話題についていけなくてもどかしい感じがします。これは身の回りにそういう人が多いからなのでしょうが。

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