58FLOW

Android、行動経済学、ガジェットなどが好きです。日々感じたことなんかを書きます。

精神衛生とモルモット

精神衛生が清潔に保たれていないと世の中のことだとか学問のことといったような大層なことを考える余裕もできないわけで、それが保たれているときとそうでないときとではSNSから流れてくる玉石混同の情報の波の中から何かを思考して発信する力というのは明らかに違ってくる。


ここで言う精神衛生の定義(この文章内での定義)としては日頃感じるようなストレスや一喜一憂する感情のことではなく、プライドやコンプレックスのように環境や文化に影響を受け人格形成に少なからず影響を与える心理のことで、いわば承認欲求とほぼ同義と言っていいかもしれない。


世の中の所謂成功者や人生を楽しんでいる人というのはその精神衛生が清潔に保たれているか或はそもそもそういった概念とは無縁の人であるように見えるので、正直な話うらやましかったりもする。とは言えかつての自分もそうであったように思うし、常日頃マイナスの感情に襲われるわけでもなく何かの引き金によって不意に暗闇に閉じ込められたかのようにひどい精神衛生に陥ることがある。


これによって何が問題かと言えば、はじめに書いたように思考と発信のモチベーションが上がらないことと、もうひとつはその引き金を避けるような選択肢を取ってしまうことだ。理論的に正しいのは逆だと知っていても、引き金を避ける方を優先してしまう。


こういった類いのことは、精神衛生が常に清潔である人はおそらく心理学の古典から読み進めたところで実感することはないと思われるので、自分自身がモルモットとしてそういった感情に出会ったことを一興のものとして考えてしまえば多少の納得感は得られるので、ひとまずはそれ以上の深い部分については触れないことにしようと思う。

最近のオタク文化について思うことを少しだけ

池袋ハロウィンコスプレフェス2014というイベントがあったので近くに行ってみました。といっても僕の場合普段の大体の行動範囲が池袋なのでいつもの場所を歩いていたらコスプレの人がたくさんいたわけですが…


池袋ハロウィンコスプレフェス2014公式サイト

コミケなどでもコスプレ会場には行かずに変えるタイプの僕ですので、コスプレを取り巻く状況については詳しくは知らないのですが、街がこういう雰囲気になるのは楽しいですね。個人的には今回のようなイベントだけでなく池袋が常時コスプレイヤーのいる場所になると、日本を代表する街としてもさらに注目されるようになって良いと思っていますが。

一昔前はオタクと言えば「電車男」のイメージでしたが、最近では中高生を始めアニメやその周辺の文化を知っていることは普通のことのように感じます。ネットが一般的でなかった時代のオタクは見たいアニメを見るために地方の友人に連絡を取ってVHSに録画してもらうなどの努力が必要だったようですが、今ではネットで公式動画を見ることもできるしTV放送を毎週ハードディスクに録画するということも容易にできます。そんな中でカジュアルなオタクが出てくるのも当然かもしれません。

表現の場所も最近では広がっていて、コスプレイベントのようなリアルイベントの他、ニコニコ動画Youtubeでのゲーム実況なども一般化していますし、Twitterやcosplayers archiveなどに投稿することもよく見ます。オタク的であることがひとつの共通文化のようになっていて、その中で個人が自由に表現する(あるいはそれを視聴する)というのが最近の文化の中で起こっていることだと思います。一昔前のイメージは最近だとあまりありませんね。…といっても秋葉原を歩くとそういうイメージの人も結構いますが。

僕自身はオタ芸などのコアな文化はわからないし、家にテレビも無いのでアニメネタも最近あまりついていけていないのですが、オタクであることを隠そうという考えよりもむしろそういうちゃんとしたオタクになれない方が共通の話題についていけなくてもどかしい感じがします。これは身の回りにそういう人が多いからなのでしょうが。

http://bananabongo.com

最近気分が落ちているという話

※この文章に中身はありません。頭の中を整理するために書いています。

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最近落ちている。

このところ忘れかけていた劣等コンプレックスがなぜだか復活してきた。そのコンプレックスがなんなのかについて書いた方がこの文章としてはわかりやすいのだけれど、明文化してしまうのも苦しくなってしまうのでここでは書かないことにする。

端的に言ってしまうと承認欲求が満たされていないというところだろうか。本当だったら人の評価やどう見られているかなんて気にしない方が良いに決まっている。ということは頭で理解できていても感情が反応してしまう。

いきなり考えや行動を変えられるはずも無いので、とりあえずは目の前のことに没頭しようと思う。


トラックポイント付きでコンパクトで打鍵感もい良い無線キーボードが欲しい

僕は仕事柄一日中パソコンに向かっている日もあります。そうなるとどうしてもずっとキーボードに触っていることになるので打っていて楽しいキーボードが欲しくなります。

追記:Tex yoda買いました

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キーボードはこだわり始めるときりがなくなってくるのですが、僕の場合こだわっているポイントはこんな感じです。

  • Mac対応
  • コンパクト
  • 無線で接続可能
  • トラックポイント付き
  • 音量調整ショートカット付き
  • 打鍵感がある
  • 静音性がある


普段Macを使うのでMac対応なのは絶対条件なのですが、これら全てを満たしているキーボードを見つけるのはなかなか難しいです。

コンパクト・無線でというのは机の上がすっきりするので出来れば欲しいですし、キーボードから手を離すのが面倒なので出来ればトラックポイント付きが欲しいです。

また、普通は気にしないかもしれませんが、僕の場合はオフィスでの騒音(他の人のキーボードの打鍵音など)の対策でPCにイヤホンをつないで音楽を聴くこともあるので音量調整のショートカットがあるのがうれしいです。

打鍵感と静音性はトレードオフになってしまうことが多いのですが、バランスが取れているのが静電容量無接点方式だと思います。メカニカルキーボードは家で自分で使う分にはいいのですが、他に人がいる環境で使うのは躊躇して染まします。

そんなことを考えながら今ちょっと気になっているキーボードをまとめてみました。

名(略称) トラックポイント 音量調整 方式 接続
Happy Hacking Keyboard × 静電容量無接点 USB
Majestouch MINILA Air × ×? メカニカル Bluetooth
ThinkPad Bluetooth ワイヤレストラックポイント パンタグラフ Bluetooth
Unicomp EnduraPro ? バックリングスプリング USB
Leopold FC660/EB × ? 静電容量無接点 USB
Miniguru ? メカニカル USB
POKER2 × ○? ○メカニカル USB
Tex Yoda ○? ○メカニカル USB


今自分で使っているのはオフィスでHappy Hacking Keyboardトラックボールの組み合わせで、家や外出時はThinkPad Bluetooth ワイヤレストラックポイントです。今のところはこれが無難な選択肢なのですが、ちょっと欲しいと思っているのがTex YodaMiniguruです。Miniguruは一度開発中止になり再び開発を再開したようですが、まだ販売の段階には至っていないようです。Tex Yodaの方は限定的ではあるものの日本からも購入できるようです。メカニカルキーボードでトラックポイント付きというのは個人で作るというのは見たことがありますが、一般消費者が購入できる選択肢はほとんど無かったのお金に余裕があったら買ってしまうと思いますね…

第一回ゲーム制作会に行って来た

ゲーム制作会という勉強会に参加してきました。この勉強会は同人ゲームを制作している人向けの勉強会で、参加者はゲーム制作のサークルの人が多かったです。

僕は技術者関連の勉強会に参加することもありますが、内容としては似たようなことをやっていてもそれぞれ文脈が違うなというのが一番の感想です。マインドセットが少し違うというのもありますが、パッと見て一番わかりやすかったのが持ち物で、職業技術者中心の勉強会などでは大体Macbook AiriPhone[ or Android]・vimkeynoteとかですが、今回はdynabookガラケー・ノート・パワポ[or word]でした。

勉強会と言えば交流会を含むことも多いですが、今回は何か異業種交流会的な感じになっていましたね。声優とゲーム制作者の直接的な結びつきがあったあたり、そこが一番今回の成果だったのではないかと思いますが、正直なところ僕の性格の問題で交流会でであった人とTwitterでつながるかメールで挨拶した以降やり取りが無いことが多いです。

「名刺をもらったらその日のうちにメールを返せ」とかそういう人脈本に書いていることをやっていただいたのはホントありがたいことではあるのですが、その感じだと次に会ったときもきっとビジネスライクな関係なので、契約などで関わることはあるかもしれないのですが利害関係なしのフラットな関係にはなりにくいというのも感じます。

僕はチームで何かすることは好きで、大学や高校の友達とお仕事することもあるんですが、交流会などでは時間的にあまりその人のことをわからないまま終わってしまっています。

逆に言うと本当に信頼できる人であれば、その人が困っているときには見返りなしに協力したいという気持ちもあります。別に格好付けでもなんでもなく。



Engadget Fes 2014に行ってきた

2014年6月28日に開催された Engadget Fes 2014に行ってきました。

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ガジェットの文化祭ということで、そういうのが好きな僕はこれは行くしか無いという感じで5000円払う気満々だったのですが知り合いを通じてただで入れました!

たぶん目玉はソフトバンクPepperMicrosoftSurface Pro 3ですね。

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でも僕の目的は堀江貴文さんのトークセッションと、僕が毎日使っている「ひらくpcバッグ」を監修したいしたにまさきさんのトークセッションを見に行くことでした。もちろんひらくpcバッグを持って。トークセッションはどちらもすごく良かったです(小並感)

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堀江さんのトークセッションのときはガジェット好きの人より意識高い系の人が多くて若干引いていましたが…

そしてこのイベントは、ネットの世界(?)の有名人や大物が普通にそこらへんにいてビビりました

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あと、一番うれしかったのがこれ

vimに慌てないようにと注意された :help!

最近サーバーに入って作業することが多いのでvimをよく使います。
普通はコマンドモードで

:help

でヘルプが表示されますが

:help!

だと…
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でも実は機能がちゃんと割り当てられているとのこと
:help! の真実


似たようなもので

とかもありますね