Done is better than perfect.
はじめに
「Done is better than perfect.」Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグの言葉で、日本語では「完璧を目指すよりまず終わらせろ」のように訳されることが多いようです。自分の身の回りでもそう感じることがあるので書いてみます。
「もの作りが好き」と言って何も作っていない人がいる
よく就職活動をしている人、とりわけクリエイティブ業界といわれる業界に入りたいという人の話をききます(というか面接をします)。その中で志望理由を聞くと「もの作りが好きです」ということなのですが、じゃあ実際に作ったものを訪ねると何も作っていなかったり作り始めたものはあってもモノとして最後まで作りきっていなかったりする場合も多いです。絵だとかプログラムだとか、その他何でもいいのですが中途半端なものがあっても完成させて見せられるものが無ければその人の力や本当にモノ作りが好きなのかということはわかりません。たとえ納得がいかなくても最後まで作ったものがあればどういうものを作りたいのかとかを第三者もわかるし、0から1を作った経験は本人にとっても役に立つことだと思います。
完璧を求めすぎると完成しない
僕もそこそこ大規模なチームでプログラムを書いたりしますが、開発が始まってからアレも入れたいコレも入れたいという要望が増えたり、これじゃ売れないといって作り直しになったりということがあります。そういうことが要因の一つで延期に延期を重ねるという状況ができあがってしまいます。いつまでも完成しないままだと中の人のモチベーションも下がってしまいますしね。
時間を決めないと完成しない
もの作りはブラッシュアップしようとするといくらでも出来てしまうので、時間を決めていつまでに完成しようという目標があった方がいいと思います。そうでないとどうでもいいことにこだわり続けてしまって完成しなくなってしまいますね。
おわりに
自分自身を見直しても、完成させられなかったものがあります。今になって思うと、あの時完成させていればと思ってしまうこともあります。そういう後悔をしないためにも100%のできでなくてもまずは完成させることは重要ですね。