ひらくpcバッグベストプラクティス考察1
ひらくpcバッグ( http://superclassic.jp/?pid=41001 )は改めて説明するまでもないくらいに人気のバッグで、あらゆるシーンに利用されていると思います。しかし、プログマミング同様、便利な物も正しく使わなければ最大限に活用できません。そこで僕自身もずっと愛用しているひらくpcバッグのベストプラクティスを考察してみます。
なお、ここに書かれているのはかなり片寄った意見かも知れません。だいたいこんなことを考えてバッグを使うということも普通はしないと思いますが…
今後加筆・修正する可能性もあります。
原則
1ポケット1機能
原則として各ポケットやパーティションで区切られたスペースには出来る限りたったひとつの物を入れる。ただし同時に使うことが想定される物や使用シーンが似ている物は1機能として同じスペースに入れることが出来る。大きさなどの理由でどうしてもパーティションで区切ることが出来ないものなどは除く。
2アクション
ひらくpcバッグ本体の大口のチャックを開ける動作を除き、取り出しのアクションは2回までで取り出せるようにする。例えば ①小ポケットのチャックを開ける→②取り出す。インナーケースは1機能としてカウントできる場合に限りインナーケースをひらく動作はカウントに含めない。
利用頻度とアクション数の一致
利用頻度の高い物はより少ないアクションで出し入れができるようにする。
例外の許容
上記の原則に従うと、用途によっては不便になってしまうかもしれません。ルールに従って自分の生活を変えるか、運用においてこれらの原則に例外を作るかは場合によると思います。例外を許容するという選択をした場合は最低限下記のアンチパターンを避けるようにします。
アンチパターン
アンチパターンとは、ある問題に対する不適切な解決策です。ここではいくつかのアンチパターンについて名前をつけて分類します。
「象を飲み込んだうわばみ」 〜 詰め込み過ぎ
The Little Prince: "My drawing was not a picture of a hat. It was a picture of a boa constrictor digesting an elephant."
本体の三角形の形状を崩すほど物を詰め込んでしまうアンチパターン。見た目上も美しくないし、ひらくpcバッグの機能性を損なう。それほどたくさんの物を入れたいのであれば相応の優れたバッグは他にある。
「無用の長物」 〜 不要な物の詰め込み
遺教経: "無得多求壊其善心 (多くを求めて、其の善心を壊することを得ること無かれ)"
まだ物が入るからという理由で、必要なもの以外も詰め込むアンチパターン。重くなるし、取り出しにくくなるので機動力が落ちる。ガジェット好きにありがち。
「マルチオブジェクト」 〜 区切りの無視
1つのポケットに多くの物を入れてしまうアンチパターン。せっかくのポケットの意味がない。
「認知限界」 〜 小さすぎる物の詰め込み
手を奥に突っ込まなければ取り出せなかったり他の物やポケットの端に隠れてしまったりするような小さな物をそのまま入れてしまうアンチパターン。奥深くに入ってしまって存在を忘れてしまう可能性もある。インナーケースなどで対策する。
「セカンドバッグ」 〜 別持ち
別のまとまりとしてひとつの荷物になるもの(カメラとレンズのセットなど)や、スマートフォンや財布など常時バッグから出して使う物を除き、”ひらくpcバッグに入れるべき物”であるにもかかわらず入りきらないという理由で別のバッグなどで持ち歩くアンチパターン。それらはきっと不要な物。
おわりに
今回はベストプラクティスの考察としていろいろ制限を付けることを考えました。一貫して言えることは持ちすぎないことが重要だということだと思います。バッグの中身も断捨離。